代表のご挨拶

~ ウィル名物 レクチャー ~

「日本とフィリピン;5つの出会い」

マニラのイントラムスにて;マッカーサー元帥とツーショット
マニラのイントラムスにて;マッカーサー元帥とツーショット

私は、日本とフィリピンの交流史について研究しています。

 

フィリピンで語学学校を立ち上げたのを機に、フィリピンの歴史、あるいは日本とフィリピンの関係史に関心を持ち、暇をみつけて勉強を続けています。そうしたなかで、日本とフィリピンはこれほどまでに深い関係・結びつきがあったのかと感銘を受けました。

 

戦前のマニラ「銀座」跡;世界の先端を行くイケてる街だったようです
戦前のマニラ「銀座」跡;世界の先端を行くイケてる街だったようです

こうした「新発見」(もちろん、私にとってのですが・・・)を自分ひとりのものにしておくのはもったいない。せっかくなら、当校にお越しいただいた生徒様、また、フィリピン人教師・スタッフにも知ってもらいたい。それを機に、互いが互いの国をより近く・親しく感じていただけたらと思うようになりました。 

 

そこで、まとめたのが「日本とフィリピン;5つの出会い」というミニ・レクチャーです。昨年から、生徒様にはご留学初日に、教師・スタッフには新規採用の際に、20分ほどお時間をいただいて話をさせていただいております。 

シキホール島の小学校にて;島で大流行の「ソーラン節」を見学中
シキホール島の小学校にて;島で大流行の「ソーラン節」を見学中

 

第1の出会いは、今をさかのぼること400年以上前、キーワードは「キリスト教」。

第2の出会いは、19世紀、キーワードはフィリピンの英雄「ホセリサール」。

第3の出会いは、20世紀半ば・・・。

第4の出会いは、20世紀後半、・・・。 

そして、最後、第5の出会いは、現在進行形のものです。

 

つたない話ではありますが、フィリピン人教師やスタッフの中には、感極まって涙してくれた人もいました。生徒の皆さまにも、「校長先生のレクチャーを聞いたおかげで、Respectの念をもってフィリピン人を見る・接することができるようになった」と好評です。

 

互いにRespectしあう!!。豊かなコミュニケーションを育むには、これがベースにあることを私たちはどうしても忘れがち。このことを思い出していただく、その意味で、私が「ウィル名物」(?)とからかわれながら、お話しをさせていただいている意味があるのかなと思っております。 

 

 

2015年4月

 

代表 平山勝