大学の看護学科を休学して半年間の留学をされたYUMEさん。
19歳にして大学の休学を決心して単身渡航され、ウィルへの入学だけでなく、その後セブ島でボランティア活動も続けています。正直とてもすごい意識、熱意だと思います。私(筆者)ももし19歳くらいだったら半年留学したかった!!そのような気持ちからいくつかYUMEさんへのインタビューをまとめてみました。
期間:24週間 2017年4月〜2017年10月
コース:レギュラー6クラスコース
部屋:スタンダードルーム
Q.1 なぜドゥマゲッティ、ウィルを選びましたか?
私は留学前は全く話せない、聞き取れない英語初心者でした。
そのため、ある程度日本人のいる学校の方が私には丁度よい場所ではないかと思いました。
初めての単独海外、なじみのない土地、日本出発前日の夜の緊張は今でも鮮明に覚えています。それでも到着したら日本人がいるということを希望にドゥマゲッティに向かいました。
治安が良いという情報を聞いていたのも決めた理由です。
Q.2 レッスンや勉強、その他留学生活はどうでしたか?
初めの方の授業では何が宿題なのかもわからないほど理解できずすごく焦ったのを覚えています。今、普段の会話はスムーズにこなせるようになりましたが、それは確実にフィリピン人特有の人懐っこい話好きな先生方、様々な思いを持った他生徒のおかげです。
自ら間違いや失敗を恐れずどんどん話しけられるタイプではない私にとって友達のように授業内も外も接してくださる先生方は大きな存在でした。
つまずいた点でもあり、大きな財産ともなったのは勉強の仕方です。
マンツーマンのため一人一人カリキュラムが違い日本の学校のようにみんなと同じ勉強の仕方をすればいいというわけではありません。自分の弱点も人とは違いどうしたら効率よく伸びるのか探すのが大変でした。
さらに語学の勉強なので一定期間継続しないと効果を感じられないというのも難点でした。3か月経ったのにいまいち納得ができない日々が続いたときは毎日焦っていました。
そんな時一緒に解決方法を考え、提案、実行してくれた仲間、年齢のせいにせず留学を決断し毎日5人の外国人と話すという目標を決めて街に出ていく仲間、文法、発音の仕方を私に質問しに来てくれる仲間そんな方々の姿に本当に励まされました。
今思うと、自分なりの勉強方法を自分で探すというのも今の私の糧になっているのかもしれません。
Q.3 今後はどのような進路を考えていますか?
もともと途上国で仕事をすることへの興味、大学で看護、助産を専攻していることもあり、今はセブにあるマタニティクリニックでボランティアをしています。
このクリニックは創設者がアメリカ人なので主に欧米からの寄付をもとに貧しい家庭の妊婦に無料で医療を提供したり、スラム街に住む人を助ける運動をしています。
講演やテレビを通して残酷な現実は知っていましたが実際に目で見て肌で感じると別で日々複雑な思いが浮かびます。
ここで英語に関して感じることは、それはただのコミュニケーションの手段に過ぎないということです。語学学校にいたときは英語の上達がゴールでしたが、今、それは世界を知る、世界とつながるためただの道具であることを痛感します。
世界とつながることで日本では考えられないほどすごい人、跳びぬけた人に私も出会い、刺激されました。
留学は英語上達のためだけのように思われますが必ずそれ以上に素晴らしいものが得られると思います。この先どのような道に進むか明確にはわかりませんが確実にこの留学は私の人生の価値ある大きな一歩となりました。
「英語は手段に過ぎない」と言いつつも半年ですごく英語が上達したYUMEさんです。
欧米人達とのボランティア活動で今頃さらに上達されていることでしょう。。
ちなみにYUMEさんは半年留学の間、成人式の準備の為に2週間ほど一時帰国されました。そのようなちょっとしたリフレッシュも長期学習には効果的ですね。
また会えること楽しみにしています!